家族

交通事故2日目  再診~出頭

何から何までお世話になった義兄夫妻。

翌日は車を貸していただき、再診察&診断書受領と警察への出頭に出かけた。

 

再診の結果、2人とも全治10日間の怪我ということで、通院加療は不要とのこと。

もしまだ痛みなどがあれば、自宅近くの病院にかかるよう言われただけで済んだ。

 

警察に付き添うと、父は3~4点の減点と言い渡されていた。どうにか免停は免れたらしい。

車無しで辺鄙な住宅地に住む老人2人が生活するのは酷なことだ。

救われた気がした。

 

今までもちろんゴールドカードで運転には自信があった父なだけにショックは大きかっただろう。

ただただ、小梅と我々夫婦に謝り続けた。

 

「あれだけの車の大破だったのにこれだけの怪我で済むなんて、奇跡だよね。」

「本当に3人とも運がよかったね。命が助かって、本当によかったね。」

「お父さんは悪運が強いね(笑」

「きっとご先祖様や義父さんが守ってくれたんだね」

「お父さんがこれから安全運転するように、お薬なんだよ」

 

定年退職してからよく冗談を言うようになった頑固親父は、ちゃんと笑うことが出来ず、ただ、うん、うんと、まるで心が別の場所にあるように、心の入っていないような返事をするのだった。

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交通事故~精密検査

病院に着くなり、母は点滴を受けていた。

顔色があまりにも白く、呼吸をしていることを確認したくて、母の胸の辺りから目を離すことができなかった。

2人とも、レントゲン検査をしたが特に異常は無いとのこと。

内臓破裂などもないという。

ただ、何かあってはいけないので、血液検査で内臓に異常をきたしていないかどうかを確認すると言うのでお願いした。

母は打撲による何だかの数値があがっていたものの、内臓も骨も大丈夫だろうとのこと。ただ痛みが激しかったのも点滴のお陰か、和らぎ、痛み止めと湿布の処方で済んだ。

小梅はシートベルトが擦れたらしく首にあざが出来ていたので大きな絆創膏みたいなものを貼られ、少し痛むという首に湿布を貼ることになった。

母の点滴が終われば帰ってよろしいとのこと。

やっとのことで母も小梅とベッドを並べ、3人で会話ができるまでになった。

  

やがて警察の現場検証を終えて、父と義兄夫婦と旦那ちゃんが4人で到着した。

状況を説明し、まずはみんなでホッと一安心。

翌日、警察に出頭しなくてはならないので、この日は義兄夫婦宅に泊めていただくことになった。

車は1台しか使えないので定員オーバー。

旦那ちゃんが暑いなか、家まで電車で帰ることになった。

 

義兄のお宅に両親と小梅を運び、この時点で既に20時頃。

私は義姉と2人で夕食と両親の着替えや歯ブラシなどの日用品を揃えるため、スーパーやコンビニを回った。

 

旦那ちゃんはみんなを元気付けようとゴディバで季節モノのチョコレートを買ってきてくれていた。

チョコ好きな小梅は大喜び。いつものように調子に乗って3つ4つ一気にパクパク。

この調子なら、小梅は大丈夫ねとそっと旦那ちゃんと目配せした。

 

両親はショックから立ち直れないらしく、食事もろくに喉を通らず、大好きなゴディバのチョコにもとうとう手を出すことは無かった。

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事故現場から病院へ搬送

両親&小梅と別れて15分くらい走った頃。

美味しい豚足を買おうと4人で店に立ち寄ったところで、旦那ちゃんの携帯が鳴った。

父からだった。

 

みるみる旦那ちゃんの表情がこわばる。

 

「はい!今すぐ向かいます!」

 

そして、キッと私の目を見て、こう言った。

「お父さんが事故を起こしたらしい。今すぐ来てくれって。今から行くよ。」

 

血の気が引いていくのがわかった。

手足がだんだん感覚を失う。

倒れてしまうわけにはいかない。

 

義兄夫婦が旦那ちゃんに色々と矢継ぎ早に質問していたが、何を聞いていたのか、何と答えていたのか思い出せない。

ただ、その事故現場に向かう道すがら、両親と小梅の声を聞きたい、どうしているのか知りたい、早く、早く・・・。

父は警察と救急車を呼んだということだが、パニックになってはいないだろうか。

怪我は誰が?どの程度?

 

恐ろしくて逃げ出したい、夢ならば一刻も早く覚めて欲しい、そう願った。

 

恐らく20分くらいの時間だったと思うが、恐ろしく長い時間だった。

現場に近づいたのか、旦那ちゃんが救急車のサイレンが聞こえると言い出した。

私には聞こえない。

じっとフロントガラスのずっと先を見つめ、すぐに駆け出せるよう、バッグを腕にかけ、ドアに手をかけていたと思う。

旦那ちゃんがじっと手を握り締めていてくれたのだが、怖くて冷え切った私の手はお婆さんの手のようにごわごわしているような気がした。

 

やがて事故現場に到着した。

 

前方が大破し、エアバッグが膨らんだプリウスと右側面がごっそりとえぐれたインサイトが、T字になった信号のない道路に停止している。

ゾッとした。今まで経験したことの無い恐怖が私を襲った。

吐きそうなのをぐっとこらえながら、キチンと車が停まるのを待てずに、道路わきに立つ父に駆け寄ろうとした。

父は救急車を指差し、早く行けと私に指示した。

 

ドアの閉まった救急車。どうやら小梅と母が乗っている模様。

ノックしてドアを開けた。

母が横たわっている。小梅は首に何か巻いて呆然と座っている。

 

何を言ったのか、何を言われたのかわからないが、私は後ろのドアに案内され、救急車に乗り込んだ。

泣きじゃくる小梅を抱き寄せ、辛うじて届く母の足を撫でた。

 

2人とも目立った外傷は無いが、母が腹部の痛みを訴える。

もともと血圧の低い母なのに、事故の影響だろう、上が130近くまで上がっている。

意識もあるし、話もできるが、苦しそうな表情。

受け入れ可能な病院が見つからず、あちこちに電話で問い合わせをしているようだった。

「私はその次でいいから、おばあちゃんを先に病院に連れて行って欲しい」

と、小梅が泣きじゃくりながら言った。

胸が苦しくて、息が出来なくなりそうだった。

 

どれだけ長い時間が経っただろう。やっと搬送先の病院が決まり、15分ほどで到着するという病院に向かって、サイレンを鳴らしながら救急車は走り出した。

 

パニックになっている小梅の身体を抱きしめてなだめ、励まし、母の足を撫で続けた。

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久しぶりの帰省 (義父の13回忌)

ひと足先に、旦那ちんの実家に帰省した小梅ちん。

義姉のとこの従姉妹たちとハイテンションで大騒ぎ。

楽しくて楽しくて、義母に相当ご迷惑をおかけした模様・・・w

 

3日遅れで合流してみたら、仏壇のある客間の障子にぽっかりと穴が開いてる・・・。

もしやと問いただすと、寝相が悪くて足で破ってしまったらしい。

翌日に義父の13回忌を控えていたので、慌てて旦那ちんと障子貼り・・・。

 

・・・やれやれ。

 

ま、子供だから仕方ないとは思うけど、タイミングがね。

いつも以上に慎重にお手伝いをして、義母に誠意を見せたつもりだけど、堪忍していただけたかしら。

 

13回忌は梅♪の両親も大分から駆けつけ、参加。

11時からの法要のため、渋滞などに巻き込まれて遅れてしまっては申し訳が立たないと、なんと朝5時に家を出たらしい。

いくらなんでも早すぎでしょ??

 

かつて住んでいた辺りを散策したりして懐かしんだらしいけど、それでもやはり時間が余ってしまい、予定より1時間以上早く到着。

みんな着替えを済ませていなかったので、近くまで来ているという連絡を受けて大慌てで着替え&お化粧。(笑

旦那ちんはまだ甚平のまま、両親を迎えたのでした。。。

 

法要を終え、お坊さんと一緒にお食事会の会場へ移動。

美味しいお寿司屋さんで豪華なお料理を堪能し、両親は小梅を連れてこれまたひと足先に大分へ。

2日後に我々も小梅を追って大分に行くことにしていたので、小梅にはおじいちゃんとおばあちゃんの言うことを良く聞いて、お行儀よくしていてねと言い聞かせ、途中まで義兄夫婦&旦那ちゃんと4人で車でお見送り。

 

大分のおじいちゃんのところへ一人で何日もお泊まりするのは今年で3回目。

小梅にとってはちょっとお姉さんになったような気がするらしく、とても楽しみにしていたのだった。

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3月3日は・・・

3月3日は桃の節句。

毎年ちゃんとお雛様を出してあげていたのに、今年はお天気が悪かったり具合が悪かったりでなかなかいい日にお雛様を出してあげることが出来ず・・・

結局お雛様は屋根裏で桃の節句を迎えてしまいました。

小梅ちんとの先日の会話。

梅♪「ごめんね、お雛様を出してあげられなかったんだけど・・・」

小梅「え?またぁ?」

梅♪「え?毎年出していたでしょう?」

小梅「だって、クリスマス・・・」

そうだった。

今回はクリスマスもツリーを出してあげていない我が家。

バレエの発表会やらピアノの発表会やらで10月くらいから怒涛のような日々を送っていたワタクシ。

もう、イルミネーションの一部とリースをつけただけでよれよれ。

旦那ちゃんに後を任せていたのだけど、ツリーまで手が回らず、

「今年はツリーなしね」

と相成った。

我が家のツリーは210センチの巨大サイズ。

出すのも一苦労、しまうのはもっと苦労するものだから。

お雛様はいつも和室に飾るのだけど、今年はお雛様の定位置に電子ピアノを置いてしまったものだから、その移動を考えるとどうにもこうにも後回しになってしまい・・・。

ごめん、小梅ちん。

悪い母を許して。

貴女がお嫁にいけるように、ママはより一層貴女を厳しくしつけるから。

・・・違うか。

それからそうそう。3月3日は私の父の誕生日。

桃の節句に生まれた、背の高い爺さん。

お誕生日おめでとうと孫から電話を貰い、ご機嫌。

だけど、せっかく買ってやったお雛様を飾っていなかったことを知り、ちょっとお怒り。

ごめん、ごめ~ん。

やれやれ、謝ってばっかだな…

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